はじめまして。MIKKOです。

私は看護師からフィットネスインストラクターになりました。育児をしながら、15年以上、延べ11万人の方に教えてきました。なぜインストラクターになったかというと、自分自身の経験と気づきがあったからです。

 

2003年、第1子を出産しました。産後にピラティスを始め、体をケアしようと思い始めた矢先。 2005年に病気が発覚し、手術しました。この時、私は、これまでの「自分」と向き合いました。看護師として患者さんのケアをしていたのに、自分の体はぞんざいに扱っていたこと、それだけでなく、言われたことだけをして依存的で誰かのせいにして、毎日適当に過ごしていたこと命が有限であることが、本当にわかった瞬間でした。

 

「もっと体を大事にし、一生懸命生きれば良かった」――。平凡な毎日の尊さに気づき、これからは、前向きに、自分がやりたいことを悔いなくやっていこうと改心。看護師は“患者さんの生活の質の向上”をサポートしますが、 私は、病院に来る前の“元気な人”に伝えようと決めました。健康な体は永遠ではないですが、ふだんの生活で運動したり、生活習慣などを見直したりすることを意識すれば、長い間、元気に自分の体で自由に動くことができます。将来の自分を豊かにできるかどうかは、今の自分にかかっているのです。

 

そんな思いで、2006年に運動が苦手な人もでき体を整えるピラティスの指導を開始しました。現在は、尿もれに悩む女性を対象に、骨盤底筋に注目したエクササイズも指導しています。実はこれも、自分の経験がきっかけとなっています。2012年に第2子を出産し、復職のため行った無理なトレーニングで尿もれに悩むことに。産後にダメージを受けた体の状態を知り、的確なトレーニングを実践することの重要性を、身をもって学びました。その中で生まれたエクササイズが「もれ止めエクサ」です。骨盤底筋に注目した体操を行うことで、私自身も快適な日常に戻ることができました。

 

女性は妊娠、出産、閉経など人生においてさまざまなライフステージに立ちます。人生100年時代、単なる寿命だけではなく、健康でいられる寿命を延ばしましょう。1日でもながく自由に動けて、楽しく豊かな毎日を過ごせる人が増えますように。すぐに実践できて、長く続けられる体作りをサポートしていきます。

 

実績:東京都中央区スポーツ事業16年間担当、年間受講者数1万5000人 

受賞歴:ストアカアワード2021最多受講者賞、リピーター賞、優秀講座賞